
新型PSP(PSP-2000・PSP-3000)ならワンセグ視聴が可能

新型のPSP(PSP-2000・PSP-3000)から、専用オプションのワンセグチューナー(PSP-S310)を取り付けることができます。
新型のPSPは旧型のものとその大きさ(面積)に変化はないものの、バッテリーが小型化されたため厚みがなくなり、かなり軽量化されています。
PSPはワンセグ機能だけでなく、優れた動画再生能力を持っているため、映画やテレビ録画を持ち歩くこともでき、ゲーム機としてだけではなく動画などのコンテンツビューワーとしても活躍します。
外観の他に、旧型と大きく変わった以下のような点があります。
- オプションでワンセグチューナーを接続できる。システムソフトウエアのアップデートで録画も可能。
- メインメモリが32MB→64MBになった。旧型のものと比べるとかなり動作が軽快になっています。
- アナログビデオアウト機能がついた。テレビにつないでPSPのゲームしたりとか録画とかワンセグが見れます。
- USBから充電できるようになった。
PSPはゲーム機として見ると、任天堂DSの豊富なゲームタイトルにはとても敵わないのですが、テレビ番組や映画を見たりするには文句なしのスペックがあります。
PSPは16GBのメモリースティックを認識できるので、16GBもあればかなりの使い手がありますね。(一時期に比べれば価格もだいぶ下がってます)
PSPでワンセグを見る

PSPでワンセグを見るには別売りのワンセグチューナー(PSP-S310)が必要です。
このワンセグチューナーはPSP本体上部のUSBポートに差し込むタイプのもので、ワンセグを視聴するためのソフトウエアは、PSPに標準搭載されています。
ワンセグ録画する場合は、PSPのシステムソフトウエアを 3.80(2007年12月18日公開)以上にアップデートする必要があります。
このアップデートによって、ワンセグをメモリースティックに録画できるようになるのですが、録画中は他の番組を見たり、ゲームをプレイすることはできなくなります。
番組表はワンセグ放送から取得することができ、録画の予約なども可能です。
番組情報はメモリースティック上に保存されるため、録画が必要ない場合も、メモリースティックは必要になります。
PSPはメモリースティックが標準でついてこないのがちょっと面倒ですよね。
メモリスティックはminiSDカードアダプタも用意されているので、普段、携帯などで使っているminiSDカードも、使うことができます。(アクセススピードはあまり期待できませんが・・・・)
PSPでテレビ放送を見る

ワンセグは室内だと視聴できなかったり、うまく受信できない場所が多く、まだまだ実用的とは言えません。
東京23区でさえ安定して受信できない場所が多いのです。
なので、ワンセグはちょっとなぁ・・・・という方でも、ロケーションフリーという機器を導入すると、PSPでアナログテレビ放送を視聴することができます。
PSPは無線LANを標準搭載しているので、この無線LANを通して、ロケーションフリーから送信されるテレビ画像をPSPで受信するという、ストリーミングのような「ワンセグもどき」な仕組みです。

ロケーションフリーは、DVDプレーヤーやCSチューナーなども接続できるので、PSPでDVDを見たり、スカパーを見たりすることが可能となります。
PSPにはロケーションフリープレーヤーが標準搭載されており、「NET AV」という機能を使うと、各接続機器をリモートコントロールできるようになります。(この辺がSONYらしいところ)
無線LANなので、ワンセグのように外出先から視聴するのは難しい(グローバルIPを持っていれば無線LANスポットなどから視聴可能)ですが、我が家はお風呂や台所など、室内のちょっとしたところで活躍しています。
